職員満足度向上活動
春陽会中央病院で2018 年度より職員満足度調査を実施しています。
理念である「私達は職場を互いの人生の幸福を享受する場としてとらえ、連携と協力の組織を目指します」の実現のために、職員の声からよりよい組織づくりへの活動を行っています。 各部署職員にて構成された職員満足向上チームが主体となり活動を展開しており、2023 年度には新しいアンケートへと改変し、年に一度アンケートを継続して実施しています。
アンケート結果は院⾧へ報告され検討が行われます。
また、2024年度にはアンケートだけでなく、各部署基幹職が集まりワイガヤを開催し、理念実現に向けた課題抽出を行うなど、よりよい組織、職員の幸福実現に向けた取り組みを広げています。
アンケート結果は院⾧へ報告され検討が行われます。
また、2024年度にはアンケートだけでなく、各部署基幹職が集まりワイガヤを開催し、理念実現に向けた課題抽出を行うなど、よりよい組織、職員の幸福実現に向けた取り組みを広げています。
【2023 年度調査結果(要約)】
回答率
部署名 | 回答率 | 部署名 | 回答率 |
---|---|---|---|
一般病棟 | 83% | リハビリ(老健) | 60% |
障害病棟 | 83% | 看護師(老健) | 70% |
外来 | 100% | 介護士(老健) | 83% |
地域連携室 | 100% | デイケア | 63% |
中材 | 56% | 相談支援・ケアマネ | 71% |
リハビリ室 | 80% | 支援センター | 86% |
医事課 | 100% | グループホーム | 100% |
薬剤部 | 0% | 営繕 | 0% |
検査室 | 100% | 託児所 | 0% |
栄養課 | 57% | たんぽぽ | 100% |
総務・事務 | 75% | 放射線室 | 100% |
1.法人の評価制度は公平なものである
2.給与・賞与は、働いた質や量、実績に対して、納得できる水準である
3.新人、管理職など、階層別教育を体系的におこなわれ、その能力が育成されている
2.給与・賞与は、働いた質や量、実績に対して、納得できる水準である
3.新人、管理職など、階層別教育を体系的におこなわれ、その能力が育成されている
4.組織の経営方針が浸透されている
5.経営方針や経営計画、経営における必要な情報はタイムリーに知らされている
6.法人の理念や、提供する医療介護サービスに対して誇りが持てる
5.経営方針や経営計画、経営における必要な情報はタイムリーに知らされている
6.法人の理念や、提供する医療介護サービスに対して誇りが持てる
7.自主性を尊重しあい、前向き・建設的に話し合うことができる
8.お互いに感謝し、認め合い、褒めあう風土がある
9.人を大事にしている、大事にしてもらえていると感じる
8.お互いに感謝し、認め合い、褒めあう風土がある
9.人を大事にしている、大事にしてもらえていると感じる
10.部署管理職はメンバーに対し、目的・目標の共有を行っている
11.部署管理職は問題解決の対策をタイムリーに講じることができる
12.部署管理職やメンバー間での意思疎通が良い
11.部署管理職は問題解決の対策をタイムリーに講じることができる
12.部署管理職やメンバー間での意思疎通が良い
13.メンバー全員が自分の役割を認識し、責任感を持ち、自主的に行動している
14.業務における必要な情報の共有が行われている 15.自分の役割だけでなく、メンバーと助け合い、補完しあえている
14.業務における必要な情報の共有が行われている 15.自分の役割だけでなく、メンバーと助け合い、補完しあえている
16.法人の将来性に希望が持て、⾧く働き続けたいと思う
17.医師との関係性は良好であり、率直な意思疎通がとれる
18.現場で起こる問題・部門間連携の調整や相談18.現場で起こる問題・部門間連携の調整や相談にタイムリーに対応がとられていると思うにタイムリーに対応がとられていると思う
17.医師との関係性は良好であり、率直な意思疎通がとれる
18.現場で起こる問題・部門間連携の調整や相談18.現場で起こる問題・部門間連携の調整や相談にタイムリーに対応がとられていると思うにタイムリーに対応がとられていると思う
19.上司や周りから認められ、責任のある仕事を任せられている
20.仕事を通じて、成⾧・達成感・満足感を味わうことができる
21.自分の仕事が社会や顧客のためになっていると感じる
20.仕事を通じて、成⾧・達成感・満足感を味わうことができる
21.自分の仕事が社会や顧客のためになっていると感じる
22.就業規則、ハラスメント対策などが遵守されている
23.福利厚生の整備など、労働環境の整備や改善ができていると思う
23.福利厚生の整備など、労働環境の整備や改善ができていると思う
24.残業は自分の無理のない範囲に収まっている
25.患者・利用者ケア、または本来の業務に十分な時間をあてることができる仕事量である
26.適度な有給休暇・連休がとりやすい
25.患者・利用者ケア、または本来の業務に十分な時間をあてることができる仕事量である
26.適度な有給休暇・連休がとりやすい
27.現在総合的にどの程度満足していますか?
【1:かなり不満がある 2:不満がある 3:どちらともいえない 4:満足している 5:大変満足している】
28.「活きいきと働ける職場づくり」のために必要と思うことがあればご意見をお願いします。
【1:全く思わない 2:思わない 3:どちらともいえない 4:やや思う 5:思う】
【1:かなり不満がある 2:不満がある 3:どちらともいえない 4:満足している 5:大変満足している】
28.「活きいきと働ける職場づくり」のために必要と思うことがあればご意見をお願いします。
【1:全く思わない 2:思わない 3:どちらともいえない 4:やや思う 5:思う】
【職員満足度調査から改善された事例】
- 人事評価制度の刷新
従来の人事評価制度に対して、頑張った人がよりしっかり評価されるように改善を望む声があり、令和3年度より新しい人事評価制度を設けました。 - 残業時間、時間外活動の改善
残業や時間外活動が慣例的に行われていたため、残業時間の数値的管理や慣例的時間外活動の見直しを行いました。 - 患者や利用者に対するケアの時間を増やしたい
患者様や利用者様に対するケアの時間を充実させために、各病棟に病棟クラークを配置し、医師や看護師のサポートを行うことでケアの時間充実へと改善を行いました。 - 教育体制の充実
新入職や部署移動に伴い不安を感じる職員の声があり、マニュアルや教育資料、OJT による教育の見直しを行いました。従来に比べより計画性のある体制へと改善が行われました。 - 部署別の職員満足度対策
部署ごとに特有の課題もあり、職員アンケートの集計・分析を各部署職員にフィードバックしています。部署⾧はその分析結果を自部署職員と共有し、職員と話し合いを行いよりよい職場に向けた課題を一緒に考え、改善計画を作成します。